仕様表
製品 | 形式 | GF170TR | GF117TR |
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外形寸法 | 全長x全幅x全高 | 1,600 x 1,150 x 1,800 mm | 1,300 x 1,200 x 1,200 mm |
本体質量 | (重量) | 480 kg | 225 kg |
破砕装置 | 駆動方法 | トラクタPTO(750rpm:MAX) | トラクタPTO(750rpm:MAX) |
破砕刃 | チッパー刃(2枚)・シュレッダ刃(12枚)※1 | チッパー刃(2枚)・シュレッダ刃(12枚)※1 | |
最大処理径 | 172 mm | 117 mm | |
ホッパ口径 | 650 x 550 mm | 460 x 400 mm | |
送りローラー口径 | 172 x 195 mm | 117 x 117 mm | |
送り速度 | 0〜25 m/min : 可変式 | 11 m/min | |
排出装置 | 方式 | 空気搬送式 | 空気搬送式 |
シュータ出口高さ | 1,800 mm | 1,050 mm | |
シュータ回転範囲 | 360 ° : 全方向回転可 | 回転不可 | |
排出角度 | 可変式 | 可変式 | |
トラクタ仕様 | 適応トラクタ馬力 | 18.4〜44.1 kW (25〜60 ps) | 9.6〜25.0 kW (13〜34 ps) |
トラクタP.T.O.回転数 | 750 rpm(MAX) | 750 rpm(MAX) | |
装着適応カテゴリー | JIS( I、II型 ) | JIS( I型 ) | |
装着方式 | 標準3P直装 | 標準3P直装 | |
その他 | ワンウエイクラッチ付ドライブシャフト採用 | ワンウエイクラッチ付ドライブシャフト採用 |
※1 ( シュレッダ刃、はオプションです )
トラクタ3点リンクへ直接装着(GF117TR)
トラクタ装着時作業風景(GF117TR)
特長
作業性・操作性
- 伐木等の破砕物を1次破砕用のチッパー刃で切断。オプションの2次破砕用シュレッダ刃を装着すれば、大きさが一定かつより細かい砕破が可能です。
- 破砕物の処理能力は最大処理径172mm
- 処理後の容積は処理前の7分の1に減容化できる
- 送り速度調整ダイヤルで毎分0〜25mまでの微調整速度が設定でき、破砕チップの大きさが粉末の状態から最大10mm程度のサイズまで選べる
- 破砕物の送り装置は操作が容易な油圧駆動方式を採用し、エンジンに過負荷がかかると送りローラーは自動停止し、エンジンの回転数が回復すると自動再開する自動制御機構を搭載
- 破砕物の送り装置はワンタッチのフィードレバーで正逆回転・停止の操作 が容易
- 農用トラクタのPTOを動力源としているので取扱いが簡単
- 投入口(ホッパー)が大きく枝木の投入が楽々
- 排出口(シュータ)は360度回転でき、排出角度も調節が可能で、破砕したチップ片を好みの場所に排出でき、直接トラック等への積込みもできる
最大172mmまでの処理が可能な投入口写真は、その送り刃
品質
- 自社開発の高性能な油圧技術と電子制御技術の組合せにより、高品質・高性能・低コスト化を実現
- 専用設計されたチッパー刃とシュレッダ刃は共に耐久性が高く、チッパー刃の材質は特殊鋼で研磨可能な二面刃になっており、シュレッダ刃は耐摩耗鋼で四面の反転替刃を使用
- 本体は焼き付け静電塗装で錆が発生し難く耐久性に優れている
- スイッチ類は無接点タイプで防水性に優れているため、故障が少ない
専用設計されたチッパー刃とチッパー受刃
メンテナンス
- 投入口(ホッパー)が片側に大きく開閉できるので、チッパー受刃の交換及び日常点検が容易
- ローターカバーが開閉できるので、チッパー刃・シュレッダ刃の交換及びメンテナンスが容易
- 故障が少なく維持費が安い
- 各地区に営業所があり、メンテナンスを安心して依頼できる
- 回転部にグリスニップルがついており、グリスを注入し易い設計
- 自社開発の油圧機器類を使用しているので、安心メンテナンスができる
自社開発の専用バルブ
安全性
- 作業中の緊急停止スイッチは、作業者が瞬時に押す事のできる場所へ設置してあり、万一の時も安心して作業ができる安全設計
- 破砕物を送り装置に噛ませば、手で支えなくても自動送りとなり、押し込む手間がかからず、安全作業ができる
- 投入口(ホッパー)からの破砕物の跳ね返りを無くした安全設計
自社開発の専用バルブ
その他
- 心臓部のローターは重量バランス設計で耐久性に優れ、高い慣性力を持ち耐久性に優れた剛構造体
- 均一な細かさのチップサイズにより、堆肥化が促進される
- クリーンで環境にやさしい22馬力の高性能ガソリンエンジンを搭載
- 同クラスの他社品と比べて安価で、コストパフォーマンスが高い
- 機械重量345kで軽トラックに搭載が可能
- 破砕したチップ片をシュータで飛ばすため、積み込み等の労力が減る
- 低振動・低騒音である
- 軽トラックへ搭載することにより狭い場所での移動がスピーディー
- 間伐材の他、剪定枝・竹・紙・ダンボール・芋つる・タバコの残幹等の破砕が可能
- 減容化により産業廃棄物処理業者への引き渡し費用が軽減できる
- 雑草の処理も小枝などと共に投入することで可能
- 吊り下げフックによる安全な吊り下げ移動(積み降ろし)が可能
- 剪定枝を粉砕し減容化ができるので、処理場までの輸送コストが低減できる
バランスの良いローター本体